WordPressをバックアップしたり引っ越しするのは大変、業者や有料オプションが必要と考えていませんか?
そこで、All-in-One WP Migrationプラグインを使うことで特別な設定なしでバックアップや引っ越しをすることができます。
今回はAll-in-One WP Migrationのインストール、使い方を解説します。

FTP操作などもいらないのでとてもおススメです!
All-in-One WP Migrationとは
All-in-One WP Migrationは特別な知識なしにWordPressの引っ越しができるプラグインです。6000万を超えるWebサイトに使用されている非常に人気のプラグインです。
有料版がありますが、基本的な操作はすべて無料版で十分です。
主な流れは以下の通りです。
- All-in-One WP Migrationをインストール
- サイトをエクスポート
- 新しいサイトにAll-in-One WP Migrationをインストール
- 新しいサイトでデータをインポートして完了
このようにわずか4ステップでデータ移行が完了します。
ここからは実際にやりかたを見ていきます。
All-in-One WP Migrationの使い方
①プラグインをダウンロード
まずは管理画面で「All-in-One WP Migration」と検索して有効化しましょう。
①管理画面>プラグイン>新規追加を押す

②プラグインを追加>右上の検索欄> 「All-in-One WP Migration 」を検索
③今すぐインストール

④有効化を押す

これでプラグインが使えるようになりました。
②バックアップをとる(移行元)
ここからはバックアップデータを取得(エクスポート)していきます。まずは管理画面の左メニューから 「All-in-One WP Migration」からエクスポートを選択します。

次にエクスポートを選択します。

無料版ではファイルのみ選択することができます。ファイルを押してデータをダウンロードします。

エクスポートするデータができました。(サイト名)をダウンロードを押してダウンロードしましょう。

これでバックアップデータの取得は完了です。
③バックアップをインポート(移行先)
ここからは取得したバックアップを移行先のサイトにインポートします。移行先のサイトでもAll-in-One WP Migrationを有効化しておきます。
まずは管理画面の左メニューから 「All-in-One WP Migration」からインポートを選択します。

インポート元からファイルを選択、先ほどエクスポートした.wpressファイルをアップロードします。

インポートを確定させるには開始を押します。もしキャンセルしたい場合は閉じるを押して終了します。

サイトをインポートしました。が表示されれば完了です。

移行後にはパーマリンク設定も確認しておきましょう。先ほどの完了画面か、左メニューの設定>パーマリンクを押します。

移行元のサイトとパーマリンクが同じことを確認して、変更を保存を押します。
トラブルシューティング
容量が大きくインポートできない場合

サーバーによっては30MBまでしかインポートできない場合があります。アップロードできる最大値を上げるには、ファイルの編集が必要となります。
以前はAll-in-One WP Migration File Extensionというプラグインがありましたが、現在は有料版のみの提供となっています。
ここではphp.iniを編集します。この方法はレンタルサーバーによって異なりますので、一般的な方法を紹介します。
- プラグインを使用する
- ホスティングプロバイダーに連絡する
- .htaccessファイルを編集する
- wp-config.phpファイルを編集する
通常は3と4の手順をお試しください。しかし私の環境では変更することができませんでした。
以上の手順でも容量が増えなかった場合はphp.iniの編集をお試しください。
ファイルを直接編集するか、最近のレンタルサーバーはコントロールパネルからphp.iniを編集可能です。
以下の3つの数値をアップロードするファイルがアップロードできるくらいに大きくしておきましょう。
memory_limit = 256M post_max_size = 120M upload_max_filesize = 100M
- 最大メモリ容量
- postデータの最大サイズ
- アップロードの最大サイズ
まとめ
今回はAll-in-One WP Migrationの使い方を解説しました。FTPなどを使用せず簡単にデータ移行・バックアップができますから、ぜひ使ってみてください。
それではまた。
( ´꒳`)੭⁾⁾