SANGO 3.0のアップデート方法と注意点

のじはた
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こんにちは、のじはた(@nojihata_com)です!

本日7月7日に、SANGOの次世代バージョンSANGO3.0がリリースされました!

この記事では2.0から3.0へのアップデート方法を注意点なども交えて解説していきます。

当サイトではSANGO 3.0を適用済みです!

高速化機能などが盛り込まれていていろいろ面白くなっています!!

アップデートの注意

カスタマイズによっては表示崩れやエラーが発生することがあります

SANGO 3.0では内部構造が一部大きく変わっています。子テーマでphpなどをカスタマイズしていたりすると、表示崩れが発生することがあります。

PORIPUを使っている方は要注意です。
PORIPUが最新版に対応していないためこのようにデザインが崩れてしまいます。

このような場合はSANGO2.0を継続して使うことをおすすめします。子テーマの移行方法については今後記事にしたいと思います。

PHPやWordPressのバージョンに注意

SANGO 3.0はPHP7.3以上に対応しています。それより古いバージョンではセキュリティーリスクなどが考えられます。
またバージョンが新しいとパフォーマンスがよくなるケースもありますので、PHPをアップデートしておくのがおすすめです。

WordPress本体も脆弱性更新や機能追加などが日々行われています。必ず最新版を使うよう心掛けましょう。

SANGO Gutenbergを無効化しておく

3.0の更新前に必ずSANGO Gutenbergプラグインは無効化しておきます。

さて、準備が整ったらさっそくアップデートを始めていきましょう。

この手順を忘れる方が非常に多いです!!

1. SANGOを v2.19.0 に更新する

SANGO3.0にアップデートするために、2.19.0にアップデートします。

普段通りテーマをアップデートしましょう。

2.19.0が配信されていますので更新します。

2.SANGO Gutenbergプラグインを削除

SANGO 3.0からはエディターの追加機能がテーマ側に内包されるため、SANGO Gutenbergプラグインが不要になります。
アップデート前に必ず削除しておきましょう。

管理画面のプラグインからSANGO Gutenbergを無効化します。

このような表示になっていればOK

3.カスタマイザーからメジャーアップデートを有効化

管理画面左メニューから外観 > カスタマイズを選択します。

⚙️詳細設定からSANGOテーマアップデート時にメジャーアップデートを含めるにチェックを入れましょう。

このオプションを選択することでSANGO 3.0のアップデートができるようになります!

チェックを入れた後は必ず 保存を押しておきます。

4. SANGO3.0に更新する

アップデート前に以下の点をもう一度確認してください。

  • SANGO Gutenbergは無効化しましたか?(手順2)
    ?エラーが起きるかも
  • 子テーマなどでphpなどのカスタマイズをしていませんか?
    ?表示崩れの可能性、通常の子テーマに一時的に戻してみましょう
    特にPORIPUなどの場合僕の環境では動きませんでした
  • 心の準備はOKですか?
    キャッシュなどの影響でデザインが一時的に崩れます。手順5で解決しましょう。

いよいよSANGO 3.0のアップデート準備が整いました。
更新ページからアップデートを開始しましょう。

  • 手順3のメジャーアップデートのためのチェックが入っているか確認
  • ページを最読み込む
  • 更新を再確認
  • 少し待つ

更新を確認

更新ページの一番上のエリアにある再確認してくださいを押してアップデートを取得します。
正常に取得できればテーマの更新が表示されます。

これでテーマの更新は完了です。

エラーや表示崩れが発生した場合手順5以降を順番に読み進めてください。

5.キャッシュを削除

アップデート完了後はキャッシュによって表示やレイアウトが崩れる可能性が非常に高いです。かならずキャッシュを削除しておきましょう

プラグイン・サーバー側キャッシュ

プラグインの場合はプラグインのページから、WEXAL®などの場合コントロールパネルから削除してください。

ブラウザーキャッシュ

Ctrl+ F5などでリフレッシュします。

トラブルシューティング

重大なエラーが発生してしまった

以下のようなエラーが表示された場合、手順2のSANGO Gutenbergプラグインの無効化を忘れている可能性が非常に高いです

エラータイプ E_COMPILE_ERROR が /sango/wp-content/themes/sango-theme/functions.php ファイルの 493 行目で発生しました。 エラーメッセージ: Cannot redeclare sng_hook_strip_ampersand() (previously declared in /sango/wp-content/plugins/sango-theme-gutenberg/dist/init.php:39)

この場合FTPなどでプラグインファイルを削除する必要があります。
(データはそのまま残るのでご安心ください)

wp-content > plugins > sango-theme-gutenberg

sango-theme-gutenbergがプラグインのファイルになります。こちらを削除することでエラーは解消します。

エディターのデータが残っていない

テーマが最新版ではない可能性があります。テーマの更新を確認し最新版であることを確認してください。

レイアウトがぐちゃぐちゃ/サイドバーがつぶれている

キャッシュを削除してください。
ブラウザだけでなくプラグインやサーバーにキャッシュされている可能性があります。

困ったらキャッシュを削除してみましょう。

それでもだめなら子テーマでカスタマイズをしていませんか?PHPをカスタマイズしていると、整合性がとれずエラーを吐いたり表示が崩れたりすることがあります。

親テーマに戻すか公式の子テーマ切り替えを試してみましょう。

  • PHPやWordPressのバージョンに注意
  • SANGOテーマを最新版に
  • SANGO Gutenbergを無効化し忘れていませんか?
  • 子テーマカスタマイズをしている場合要注意
  • レイアウト崩れが起きたらキャッシュ削除(ブラウザ・プラグインやサーバー側などすべて)